プロトレックを使ってみて

 この項目は、あくまでも、私個人的な記録でありまして、一般の方が、このページを参考に、機器を選ばれたり、修理屋、特殊な使い方を行なったとしても、まったく関知いたしません。機器のメーカーのカタログや実際に手を触れて見て、選択を行い、使用方法は指示に従った利用方法をご推薦します。


9月23日 せっかくの休みなのであるが、台風が接近していて、天気が悪い。家に引きこもって。。しこしこ。。

アドベンチャーレースであるARJSをスポンサードしていただき、賞品に頂いた、カシオプロトレックシリーズを中心にレビューをしてみる。

プロトレックのいいところは、なんといっても電池切れもせず(ソーラー)、時間合わせもいらない(電波時計)。意外に軽く(そのへんの高級腕時計より軽いです)、つけ心地も悪くない。ほんとメンテナンスフリーで、フィールドに持ち出して行ってちゃんと使えることである。

 左から、高度+温度の:PRW-500J-1JF、高度+温度+方位+潮位:PRW-1500J-1JF、度+温度+方位+日の出日の入り:PRW-2000A-1JF、

私はカヤックのときは1500を使う。タイドグラフは大変便利で、岸にカヤックを上げたときに、これから満ちてくるから、高いところに上げるとか、判断が着く。しかし、付け心地がいまいちで、高度計はまあ使えるが、方位は非常時見れる程度。

山は2000。さすが最新型で、薄さ、見やすさつけ心地で、進化を遂げている。

 この3つ、それぞれ特徴があるが、最新の2000は、2層液晶、トリプルセンサーなのに、薄い。ツインセンサーの500より薄い。これは、気圧センサーの小型化が達成できたので、薄くなったとの事である。大変着けごこちが良くなった。また、気圧センサーの背面に温度センサーを設置して、温度変化による高度のズレ等を起こしにくくしており、誤差レベルも改善されている。これで、ボタンを押すとタイドグラフが表示されれば!オールインワンの完璧ウオッチである。

 実はこの付けごごち感はベルトの改良も一役買っていると思われる。

 ベルトが腕にフィットするようにベルトと本体の間にフローティングしたパッド状補助ベルトが作られている。今までも、ベルトを本体にオーバーラップさせる形状を作っていたが、ベルトの延長線で、個別には可動せずにフィット感がいまいちであった。重量が重いGARMINのGPSは、THE BANDと同じように、腕に巻くベルトはフィットを考え、連続のベルトとして、そこに腕のRとは独立して固定するように本体が着いている。これに近いフィットとなっている。

 左は、電波時計で無いがトリプルセンサー+タフソーラのプロトレック(PRG-110CJ-1JF)。紫色の反転文字盤のため、フィールドでは見にくいためタウン用に使っている。隣は、賞品のプロトレックではないが、電波タフソーラの便利さで、ビジネス用に買ってしまった、針式のウェーブセプター:WVA-430J。普段の生活に使っている。重さフィット感も良く、針式はその針の位置で目標時刻までの視覚認識がしやすく、気分が盛り上がるので好きである。もちろん、電池交換なし時間合わせ無しでメンテナンスフリー。素晴らしい。

 山スキー、マウンテンバイクのときは、右側のForetrex401を腕に巻いていて、プロトレックはザックにつけている。やはり、現在地がグラフィカルに表示され、気圧計が実装されたことから、正確な高度もわかり、電池充電などのメンテナンスは煩雑であるが、道なきルートを進むときの強い味方である。カヤックのときデッキに付けているのが左のForetrex201。201は、401に比べると山での衛星補足性能が劣るが、Li-ion電池内臓で、浸水の心配が低い。カヤックであれば衛星補足はまったく問題ないために、201を利用している。401は、電池ボックスには汗などが進入するため、こまめにふき取りや、注油による錆取りを行わなくてはならず、自分としては、3日間持つ、Li-ion電池内蔵型リストGPSの登場を望む。

GPSや、海外のメーカーの時計は、メンテナンスとその機器を使うためのケアが必要です。しかし、プロトレックはノーメンテナンス&ノーケアでいつでもどこでも使えます。多機能なプロトレックには失礼ですが、大変原始的な道具に近いイメージです。(アドベンチャーレースでも使用が認められています)そして最後は、この高度と方位計に助けられたりします。。常に腕につけているものは、こうあるべき?と問いかけてくる、プロトレックでした。

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