SOTEC WinBook Trim133 メインバッテリー交換 2003/9/10

 この項目は、あくまでも、私個人的な記録でありまして、一般の方が、このページを参考に、修理などを行い、事故が起きた場合、まったく関知いたしません。壊れて使い物にならなくなる可能性が有りますので、取扱説明書に記載されている内容にもとずき、修理を専門業者に任せる事をお薦めします。

 秋葉原で、見つけてしまった!!18650サイズのLi-ionバッテリー。Panasonic製で2本組で\980なり。若松通商さんの店頭に無造作に箱に入って並んでいたのであった。店員さんは「詳しい人がずいぶん買って行くのですが、どうなのでしょうかねー。聞かれても答えられなくて。どのような機器に使われていたかも、そのラベル通りの事しかわからないのですよ。」とのこと。とりあえず製造年月日が新しい順(02-04と01-12)に2パック買ったら「何に使うんですか?」とびっくりされた。

 三菱電機製のソーテックTrim133電池が弱っており、電池駆動では10分も動かない。画像処理速度に問題あり、Videoなどは紙芝居以下の駒落ちであるが、文書作成や集計、GPSデータ作成など映像以外は問題なくこなす。インターフェイスも充実しており、お気に入りの1台である。HDDは1.2Gから12Gへ強化してあり、まだまだ、アウトドアで十分使える。こいつのバッテリーをリフレッシュする。

 若松通商さんで買ってきた電池パック。JY-SX1シリーズ携帯情報末端専用!なんじゃいそりゃ。過去、吉野電装さんで、販売された経緯があります(\590!安い)。

まずばらばらに。なんと、外装が紙のタイプだ!

 なにやら印字してあるが?これは?どうゆう意味だか。

 これがオリジナルのバッテリーパックである。MITSUBISHIバッテリーパック LIP314FLMBP(SY6) DC10.8V 1350mAh Li-ion Lot.No.77Aである。中にはSONY ENERGYTEC(現福島ソニー)のUS18650S(GR)が直列3本使われている。

 半田をうまく外し、電池を入れ替える。松下の電池は紙の外装のままうまく付いていたタブを加工して、オリジナルの電池フォルダーに半田付けした。

まず、充電しないで、走らせたところ、80%の状態で(CPU:100%フルの設定)55分25秒駆動した。その後、充電を行なった所、公称通り、約3時間で充電が終了。この状態で電源を外して立ち上げた所、いかに示すようにしっかり充電が完了していた。

 ちゃんと充電できています。

この後、同条件で走らせたところ、シャットダウンまで1時間14分動いた。十分な結果である。もう少し、CPUの速度を落とせば、公称である1時間30分は十分駆動すると考える。

充放電試験:放電:スクリーンメイトとwindows media playerを動かす。windows上のパワーマネージメントON バイオス上の設定は通常の設定はCPU:50%であるが、CPU100%として使っている。

放電・充電 時間 容量表示 状況
放電 0:00 80% 買ってきた電池を組み込み充電せずに走らせる
放電 0:48 15% 電池エンプティーアラームがなる
放電 0:51 5% 電池に赤い×が付き、空になったとの表示
放電 0:55   シャットダウン
       
充電 2:57   充電完了のLED表示に変わる
       
放電 0:00 100% フル充電状態からもう一度放電テスト
放電 1:09 15% 電池エンプティーアラームがなる
放電 1:10 5% 電池に赤い×が付き、空になったとの表示
放電 1:15   シャットダウン

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