Panasonic VE-D76J コードレスるすフォンの修理 2003/08/14 2006/03/05

 この項目は、あくまでも、私個人的な記録でありまして、一般の方が、このページを参考に、修理などを行い、事故が起きた場合、まったく関知いたしません。壊れて使い物にならなくなる可能性が有りますので、取扱説明書に記載されている内容にもとずき、修理を専門業者に任せる事をお薦めします。

B.子機-充電電池の交換 2006/03/05 (12年7ヶ月)

1.要約

 1993/8/10に購入した電話機の、子機がほとんど会話しない状態で、すぐに電池不足で切れてしまう状態になった。内蔵の充電電池がダメになったようなので、市販のNiMHに交換した。

2.分解交換

 今回は手元にあった、GPのニッケル水素を使った。本来ならスタンバイ特性に優れたニッケル水素を用いた方がいいのであろうが?まあこれで5年はまた問題無く使えるであろう。

 700mAのニカド2本直列である。

 手元にあったGP1600mAを用いる事にする。

 通常のAAなので、うまく半田付けして交換した。


A.留守電録音機構の修理 2003/08/04 (10年)

 雨である。とりあえず、輪ゴムでどうにかしていた、留守電をしゃんと修理する事にする。

1.要約

 1993/8/10に購入した電話機の、留守番機能がうまく働かなくなった。テープ駆動用のゴムベルトの劣化による、スリップが原因で、秋葉原にて、新品のベルトを購入、交換を行なうことにより、修理が完了した。修理は1箇所のみ半田ごてを要するが、あとはコネクターと簡単なフレームカシメによる接続で簡単であった。

2.留守番機能の不具合

 さすがに10年経った電話である、留守番設定をしても、うまくテープが巻き戻らないのか、エラーになってしまう。留守番設定が出来なくなり、ただのコードレスフォンになる。

3.分解交換

 準備するのは、秋葉原、千石通商で購入できる:30mmφ1.5mmのゴムベルトとご覧の工具。

 今回のコードレス留守番電話

 いたずら防止のセルフタップビスなので、専用のドライバーが必要

 簡単にばらせるが、キーパッド基板と、メインボードがでっかいコネクターでつながっているので、引っ張ってばらす。

 メインボードが裸になった。ここまでは、カシメを戻すことも無く、半田コテも使用しなくて良い。ビスとプラスチックの爪、コネクターを外すことにより行なえる。メインボードにバックアップ用電池が2つ、高周波ユニットの下にBR2032。高周波ユニットの上に5.5V1FのGCどちらもまだ問題なさそうである。

 メインボードにプラスチックの爪と、ロングピンコネクター(2箇所)で繋がっている、マイクロカセットユニットを外す。

 金属シャーシーの爪をペンチで戻して、基板と機械駆動部を分離させるが、最後モーターのリード線が邪魔になるので、半田コテで、外す。半田コテを使ってばらすのはこの1箇所。

 古くなったベルトを取り、新しいベルトをかける。35mmφ1mmのベルトがピッタリなのであろうか?私はテンションをかける意味とスリップ防止で、30mmφ1.5mmのベルトを取り付けた。

あとはばらした時と逆の手順で、組み立てる。

で、問題なく復活したのであった!あと何年もつかな?

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