ブーツ&キャメルバック乾燥用ファンの製作 2002/05/18 (Report 03/08/14) 2005/6/19

 この項目は、あくまでも、私個人的な記録でありまして、一般の方が、このページを参考に、製作を行い、事故が起きた場合、まったく関知いたしません。また、この機器が有用な効果を示さなくても、知りません!

B.キャメルバックの換気乾燥機

 ブーツ乾燥用に作成したこのファンですが、キャメルバックの乾燥にも使えることがわかり、たいへん重宝しています。

 排気チューブを、1つはバックの中、1つはチューブに接続して使用。

この装置を使わないと、乾燥に野外でも2〜3日かかっていたが、室内で1晩で乾燥してしまう!すばらしい効果があった、

A.スキーブーツの換気乾燥機

 スキーから帰ってくるとブーツを乾かすのですが、内部は今ひとつ乾きが遅い。また、春スキーなどで連続して山へ出かける場合、汗が乾かない場合が有ります。そこで、簡易的に1晩でブーツの内部を乾かすことが出来るかもしれない、ファンを製作してみました。

1.コンセプト

 加熱などの発火に結び付く機構は危険なため採用できません。電源の無い所で使えるように、乾電池による駆動が必要です。持ち運びできるように小型が必須です。
 ブーツの内部は空気の循環が無いので、乾燥し難いとかんがえ、少ない流量でも空気を循環させ、乾燥を促進させる機械を考えました。

2.要約

 1.5V駆動のファンを乾電池1本で駆動させ、その微風をチューブでブーツ内に導く、装置を考案、作成しました。乾燥時間についての効果は検証していませんが、今まで1晩で乾かなかったことは有りませんでした。

3.ファンの製作

 パーツ一式。ケースはタカチHA-1593PG、ファンはSHICOH 0610-1.5V単三*1乾電池ケース、以上千石通商にて購入。18mmφのグロメットと12mmφのビニールパイプは東急ハンズで購入。これに数本のビスナットと輪ゴム。

 ファンを入れるため、ボス類をカット。必要な部分に穴をあける。

 完成写真。ケースを閉めるビスはボスを削ってしまったので使えない。輪ゴムでケースを閉める。

 吸気のための穴が空けてある。排気は2本のビニールパイプ

 スキーブーツにセットした様子。

使い方は、ヘッドランプなどで使って電圧が低下した、アルカリ単三電池で十分で、これを入れてファンを回します。新品の電池であれば最低でも24時間は稼動すはずです(1.5V0.1Aのファンなので)。実測してみると、回転時は25mA程度の消費電力なので、この時のアルカリ電池の容量は2200mA程度であり、なんと88時間駆動できる!はずです。実際に使ってみると、使い古した電池でも、忘れた頃に電池が無くなります。

4.効果

使わなかった場合との同一環境での対比はしていないのです。十分の効果があるような?感じ。。。です。

戻る